2-3-1 取得条項付株式の取得等に際し1株未満の株式の代金を株主等に交付した場合の取扱い

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<通達本文>

法第61条の2第14項第2号《有価証券の譲渡益又は譲渡損の益金又は損金算入》に規定する取得条項付株式に係る取得事由の発生によりその取得条項付株式を有する株主等に金銭が交付される場合において,その金銭が,その取得の対価として交付すべき当該取得をする法人の株式(出資を含む。以下2-3-1において同じ。)に1株未満の端数が生じたためにその1株未満の株式の合計数に相当する数の株式を譲渡し,又は買い取った代金として交付されたものであるときは,当該株主等に対してその1株未満の株式に相当する株式を交付したこととなることに留意する。ただし,その交付された金銭が,その取得の状況その他の事由を総合的に勘案して実質的に当該株主等に対して支払う当該取得条項付株式の取得の対価であると認められるときは,当該取得の対価として金銭が交付されたものとして取り扱う。

同項第3号又は第5号に規定する全部取得条項付種類株式又は取得条項付新株予約権に係る株式に1株未満の端数が生じた場合についても,同様とする。

解説
(解説全文 文字数:1503文字程度)

(1) 会社法の制定に伴う平成18年度の税制改………

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