登記名義人以外の者が建物新築資金を負担した場合（1－2－2（5））

刊行日：2021年1月20日

※ 本コンテンツは刊行日時点の情報に基づくものです

＜問＞

当社の従業員Aが家を新築することになりました。

総所要資金は1,500万円で，そのうちAが750万円，Aの妻が250万円，兄が300万円出資し，残り200万円は，Aの妻の兄から借りるつもりでおります。

この場合，

（1）　A名義で登記すれば，どのような税金を納めなければなりませんか。

（2）　どのような形で登記すれば納める税金を少なくすることができますか。

なお，家を新築しようとする土地は，Aと兄の共有（持分各々2分の1）であり，Aの妻の兄から200万円の借金は，A所有の不動産を担保にしてAが連帯保証人となり，Aの妻の兄が銀行から借りる予定です。

AとAの妻の兄とは，金銭消費貸借契約を締結する予定です。

答

（全文　文字数：3605文字）

まず，A名義で登記した場合の課税関係についてですが，この点の………

この続きは「改訂第五版　専門家のための資産税実例回答集」に収録されています。
全文をご覧になりたい方は、下記ボタンからご購入をお願いいたします。
「改訂第五版　専門家のための資産税実例回答集」では、本事例だけでなく資産税に関する様々な事例もご覧いただけます。