〔会計処理マニュアル〕

※ 本コンテンツは刊行日時点の情報に基づくものです

金融、経済取引の自由化、国際化に伴い、企業が外貨や外貨預金を所有し、外貨建ての取引を行うことが多くなります。これらの外貨建ての取引や資産、負債の所有に際しては、企業会計が円会計を前提としているので円によって表示する必要があり、これを円貨によって決済した場合、為替相場の変動によって通常は損益を生じます。また、期末に未決済の外貨建ての債権、債務を期末の為替相場によって円換算した場合も、帳簿価額との間に開差を生じます。

為替差益、為替差損はこれらの決済損益、換算損益を処理する科目で、それぞれ営業外収益、営業外費用に属しますが、その発生が稀で金額的に重要性に乏しい場合は雑収入、雑損失として表示し、巨額な場合は特別利益、特別損失の部に計上します。………

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