コーポレートガバナンス・コードへの実務対応(4)各論としての対応策の検討,投資家との対話

有限責任監査法人トーマツ 公認会計士 山内達夫
有限責任監査法人トーマツ 公認会計士 下川祐貴子

( 48頁)
Ⅰ.はじめに
Ⅱ.コード導入の背景
Ⅲ.自律的な対応とは
Ⅳ.企業の意識調査アンケート
Ⅴ.現状調査の実施
1.現状調査の進め方
2.現状調査結果の仕分け
(以上, No3217・6月22日号
Ⅵ.プロジェクトの進め方
1.企業の意識調査アンケート結果(対応に苦慮する事項)
2.役員への報告
3.部署連携
4.方針決定
5.優先順位の決定
(以上, No3218・6月29日号
Ⅶ.総論としての対応策の検討
1.総論としてのシナリオの必要性
2.会社目線のシナリオ化
3.企業価値向上のための「コーポレートガバナンス」
Ⅷ.開示時期の決定
(以上, No3219・7月6日号
Ⅸ.各論としての対応策の検討
1.企業の意識調査アンケート結果(13のキーワード)
2.プロジェクトの進め方に与える示唆
3.継続的な取組みの重要性
Ⅹ.投資家との対話
1.スチュワードシップ・コードとコーポレートガバナンス・コード
2.機関投資家の関心事項
(以上,本稿No.3220・7月13日号)

本稿では,No.3217号(6月22日号)から開始したコーポレートガバナンス・コードに対応する「実務をいかに推進していくのか」というプロジェクトの進め方について引き続きご紹介す...