「AIは企業分析をできるのか」 開示情報のデジタル化の先にあるもの

( 01頁)

連載「企業分析の視点からみたIFRS財務諸表」の第3回では,デジタル化,タグ付け,スクリーニング,整形・加工等々,有報などの開示情報が情報利用者の手元に届くまでのプロセスを分かりやすく説明する。会計基準の開発に携わる人たちの間でも,ときには開示情報が辿る旅の様子を議論することも。定型情報が飛び交う中で,果たしてAIは万能なのか。精度とスピードの追求,その適用を真剣に考えてみたら,ヒトがしていることも鮮明になる( 38頁 )。