ミニファイル 公正価値のレベル別開示
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公正価値(時価)の算定に関して,IFRS第13号「公正価値測定」第72項では「公正価値ヒエラルキー」を定めている。企業が公正価値を算定する際,相場価格や金利等を使用することがあるが,これらのインプット(資産・負債の価格付けを行う際に用いるであろう仮定)についてレベル分けしたものだ。
このヒエラルキーはレベル1~3に区分されており,レベル1が「活発な市場における(無調整の)相場価格」(例:活発時な市場における上場株式の相場価格),レベル2が「レベル1の相場価格以外で,直接または間接に観察可能なもの」(例:類似資産の相場価格),レベル3が「観察不能なもの」(例:企業自身のデータによる将来キャッシュ・...
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