IFRS財団評議員会議長らが岸田首相と面会

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会議などのため日本を訪れていたIFRS財団評議員会のエルッキ・リーカネン議長らは、3月2日、岸田文雄首相を表敬訪問し、面会した。

日本側からは人的資本への期待

面会で岸田首相は、「IFRS財団がサステナビリティに関する開示基準や、会計基準の策定に精力的に取り組んでいることに心から敬意を表する」と挨拶。その上で、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)が策定するIFRSサステナビリティ開示基準について、気候変動の次のトピックとして人的資本を取り上げることへの期待を述べた。また、G7議長国として、ISSBと連携してサステナビリティ開示に関する議論の進展に貢献する意向も示した。

岸田首相(右端)と面会し...