週間「適時開示」ニュース(3/27~4/2)

( 07頁)

3社で監査人の異動等(3月31日など)

モブキャストホールディングス(東グ)は3月28日、みかさ監査法人の退任と、監査法人アリアを一時会計監査人に選任することを公表した。同社管理部門社員の年齢層が高いため、年齢差から監査人と円滑なコミュニケーションを取れていなかった。協議を行ったが、監査人から辞任の申し出を受理。年齢層が近く、上場企業の監査社数が多いアリアが適任と判断した。

サムティ(東プ)は3月31日、EY新日本有限責任監査法人の退任と、監査法人アリアを一時会計監査人に選任することを公表した。連結範囲の判断等に疑義が判明。特別調査委員会を設置していた。調査の結果、子会社等に該当すると認定されなかった。EY新日本と協議を行ったが、2022年11月期の連結財務諸表について限定付適正意見を受領。監査報酬の増加傾向も考慮し、一時会計監査人を選任した。

パーソルホールディングスがIFRSを任意適用(3月28日)

パーソルホールディングス(東プ、トーマツ)は3月28日、2024年3月期第1四半期から国際財務報告基準(IFRS)を任意適用する旨を公表した。財務情報の国際的な比較可能性の向上や開示の充実等が...