週間「適時開示」ニュース(7/3~7/9)

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ビジョナリーホールディングスで監査人の異動(7月6日)

ビジョナリーホールディングス(東ス)は7月6日、PwCあらた有限責任監査法人の退任を公表した。同社では、2023年4月期第3四半期報告書について、同監査人から、「未発見の虚偽表示がもしあるとすれば、それが及ぼす可能性のある影響が重要かつ広範である」として、結論不表明のレビュー報告書を受領している。また、契約更新を差し控えたい旨の申し出を受けたため、新たに監査法人アリアが就任する。

旅工房が「開示すべき重要な不備」(7月3日)

旅工房(東グ、やまと)は7月3日、2023年3月期の内部統制報告書に「開示すべき重要な不備」の記載がある旨を公表した。Go Toトラベル事業給付金の受給を申請していた取引の一部に、宿泊等の実態がなく給付金の受給対象とならない可能性のある取引が存在したため調査を行い、売上高等の訂正を行った。その後、外部機関から資金循環の有無等について、より深度のある調査をすべきであるとの指摘を受けて、検証委員会を設置。一部の旅行商品の販売取引が、Go Toトラベル事業給付金事務局から給付金の支給を受けることのみを目的とした資金循環取...