週間「適時開示」ニュース(12/4~12/10)

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アウトソーシングで監査人が退任(12月8日)

アウトソーシング(東プ)は12月8日、有限責任監査法人トーマツの退任を公表した。監査人から、監査契約の更新について「次年度の監査品質を維持するための体制を組むことが困難」として、契約更新の辞退の申し出があったため。後任の会計監査人候補者の選定を開始している。

アクサスホールディングスが一時会計監査人を選任(12月6日)

アクサスホールディングス(東ス)は12月6日、監査法人アリアを一時会計監査人に選任したことを公表した。同社は10月13日、監査継続年数が長期にわたっていること(約9年)を考慮し、新たな視点での監査が期待できることなどから、PwC Japan有限責任監査法人(旧PwC京都監査法人)の退任と有限責任監査法人トーマツの選任を公表していた( No.3626・9頁 )。だが、会計監査業務について協議を進めた結果、業務量とその経済性等の点で最終的な合意に至らなかった( No.3632・13頁 )。監査報酬の水準等について比較検討した結果、監査法人アリアを一時会計監査人に選任した。

6社が「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」を公表(12月...