週間「適時開示」ニュース(5/13~5/19)

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7社が2024年3月期決算発表を延期(5月13日など)

5月15日までに、7社が2024年3月期の決算発表延期を公表した。

自動車内装・外装部品の製造などを行う河西工業(東ス、トーマツ)では、2023年3月期決算で在外子会社で製造原価、買掛金の計上誤りなどが判明し、四半期報告書や決算短信を修正。その後、管理体制に一定の改善が図られたものの、同在外子会社で、米国会計基準に従って計算すべき為替換算(ペソ/ドル)について2023年3月期以前からの計算方法誤りが判明。過去データの脆弱性や計算の複雑性等から各期の正確な金額の確定に時間を要するとして、5月15日に2024年3月期決算発表の延期を公表した。

19社で監査人の交代(5月13日など)

5月15日までに、19社が監査人の交代を公表した。

三協フロンテア(東ス)では、EY新日本有限責任監査法人が任期満了で退任し、監査法人アヴァンティアが就任。EY新日本について「現在当社が進めているシステムの改修の助言業務について同会計監査人のネットワーク・ファームに依頼しており、今後、財務会計分野においてもシステム改修を進めるにあたり、より関与度合を高めたコンサルテ...