ASBJ 改正リース基準は9月最終化へ

継続企業と後発事象の基準開発に着手へ
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企業会計基準委員会(ASBJ、川西安喜委員長)は8月20日、第531回本委員会を開催した。当日の審議により、改正リース基準は早ければ次回の本委員会(9月3日開催予定)で公表議決する方向となった。また、企業会計基準諮問会議から新規テーマの提言があった「 実務対応報告第19号『繰延資産の会計処理に関する当面の取扱い』 の改正」「バーチャルPPAの会計上の取扱い」「継続企業に関する会計基準の開発」について、検討を進めることを決定した。「後発事象に関する会計基準の開発」も審議を再開する。

改正リース基準、再公開草案の公表は不要

ASBJは、改正リース基準の公開草案に寄せられたコメントを踏まえた対応として、一部...