本誌調査 新たな四半期短信、4社に1社がレビュー受ける

適正性に関する結論は28社のみ
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新制度における3月末決算企業および9月末決算企業の四半期決算短信がほぼ出揃った。本誌が8月21日までに開示された四半期短信(2,498社)を調査したところ、レビュー報告書を添付した企業は611社(24.5%)あり、4社に1社がレビューを受けていた。売上高が大きい企業ほどレビューを受ける割合が高く、3兆円以上の企業では半数近くがレビューを受けている。また、レビュー報告書のほとんどが準拠性に関する結論となっており、適正性に関する結論は28社にとどまった。
※本誌データベースにレビューを受けた企業611社の詳細を掲載しています。

2段階開示は64社

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