ミニファイル IFRS第15号における「負の」収益
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収益認識に関して、5ステップなどを導入したIFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」。2018年から適用が始まった同基準について、適用後レビュー(PIR)が完了し、IASBは9月30日にプロジェクトの要約と寄せられたコメントへの対応を公表した。大枠としては、「IFRS第15号はIASBが意図したとおりに機能している」との結論だ。
PIRでは識別された論点を「高」「中」「低」とレベル分けする。今回のPIRでは「顧客に支払われる対価」「本人か代理人かの判断」「IFRIC解釈指針第12号「サービス委譲契約」との関係」の3点に対応することとなったが、いずれもレベルは「低」に分類され、次回のアジェンダ...
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