IASB 無形資産は優先度の高い項目から見直しか
IAS第38号の包括的な見直しPJの動向
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近年、無形資産について企業活動における重要性が高まるとともに、暗号資産やカーボン・クレジットなど新たなものが現れてきた。そうした中、国際会計基準審議会(IASB)でIAS第38号「無形資産」を包括的に見直すプロジェクトが進行している。これは、基準設定当時とは状況が変わる中、必要に応じて要件を改訂するものだ。現時点では幅広い論点が検討候補として挙がっており、仮にこれらをすべて改訂するとなると大がかりなプロジェクトになる。ただ、すべてを一度に改訂するのは現実的ではないようだ。 |
現在のビジネスモデルなどへの対応要請
IASBは、2021年3月に情報要請「第3次アジェンダ協議」を公表し、2022年から20...
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