SSBJ GHG排出量と財務諸表の期間一致に賛成多数

確定基準で期間一致が求められる方向へ
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サステナビリティ基準委員会(SSBJ、川西安喜委員長)が公表した「指標の報告のための算定期間に関する再提案」(再公開草案、 No.3682・11頁 )への意見募集が1月10日に締め切られた。寄せられたコメントは27件。GHGプロトコルとは異なる方法(温対法など)で算定したGHG排出量の算定期間を財務諸表の報告期間と一致させる案に対し、利用者や保証提供者を中心に19件の賛成意見が寄せられた。1月23日に開催された第47回委員会では、事務局からこの方向で確定基準とすることが提案された。

SSBJ基準案から大きな変更提案

2024年3月に公開されたSSBJ基準案では、温対法を用いてGHG排出量を算定する場合...