法務省 新リース基準に対応した会社計算規則の改正案を公表

リースに関する注記等を追加へ
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法務省は2月5日、「会社計算規則の一部を改正する省令案」を公表した。企業会計基準委員会(ASBJ)が昨年9月に公表した 企業会計基準第34号「リースに関する会計基準」 等への対応。同基準を踏まえたリースに関する注記や使用権資産の貸借対照表上の取扱いなどを追加している。意見募集は3月6日まで。

使用権資産の区分

改正案では、使用権資産を「リースの対象となる資産を使用する権利」と定義している(会社計算規則案2条3項56号)。その上で、貸借対照表上の区分について、使用権資産はリースの対象となる資産に応じた区分(有形固定資産、無形固定資産、投資その他の資産)に属するものとしている(同74条)。

また、リース負債...