ASBJ 期中会計基準等に四半期・中間の取扱いを集約
金商法と取引所規則に対応した会計基準の開発動向
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企業会計基準委員会(ASBJ、川西安喜委員長)は、四半期会計基準等と中間会計基準等を統合した「期中会計基準等」(仮称)の開発を進めている。2月3日開催の第540回本委員会では、他基準等で定める四半期と中間の取扱いを集約する方向が示された。また、期中会計基準等では、有価証券の減損処理および棚卸資産の簿価切下げに係る方法について、注記することを条件に切放し法の継続適用を認めることとしている。 |
開発の基本方針
期中会計基準等は、取引所規則に基づく第1・第3四半期決算短信の四半期財務諸表と金商法に基づく半期報告書の第1種中間財務諸表に適用することを念頭に開発が進められている。
開発にあたっての基本的な方針と...
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