鈴木馨祐法務大臣は２月４日、閣議後の記者会見で、会社法の見直しについて法制審議会（２月10日開催予定）に諮問する意向を明らかにした。

近年の社会経済情勢の変化等を踏まえ、株式発行や株主総会の在り方、企業統治の在り方等に関する会社法の規定に関して、見直しの要否を含めた検討を進める。

具体的には、「従業員等に対する株式の無償交付を可能とする見直し」、「株式を対価とするＭ＆Ａの活性化に向けた見直し」、「バーチャルオンリー株主総会やバーチャルオンリー社債権者集会に関する規律の整備」等の論点が挙げられている。

鈴木大臣は、「こうした項目を含め、幅広く、法改正に向けた具体的な検討を行っていただくため、この度、法...