ASBJ 継続企業に関する会計基準の検討を開始

評価期間の見直しも検討へ
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企業会計基準委員会(ASBJ、川西安喜委員長)は2月17日に第541回本委員会を開催し、「継続企業に関する会計基準」の開発に着手した。今後、監査・保証実務委員会報告第74号「継続企業の前提に関する開示について」(報告第74号)で定める内容のうち、会計に関する内容をそのまま移管するための審議を優先的に進める。継続企業の前提の評価期間の起点の見直しの検討も併せて行う予定だ。

移管プロジェクト

ASBJは、日本公認会計士協会が公表した実務指針等の移管を行うプロジェクトの一環として、昨年6月に「継続企業及び後発事象に関する調査研究」を公表。調査研究文書で、継続企業について、報告第74号等のうち、会計に関す...