ASBJ 無償割当の排出枠の資産認識で意見割れる

排出枠及び負債の会計処理を検討
( 04頁)
企業会計基準委員会(ASBJ、川西安喜委員長)は2月2日、第175回実務対応専門委員会を開催した。当日は、排出量取引制度の対象事業者に係る会計処理等を検討。国からの無償割当の排出枠について、資産を認識するか否かで意見が分かれた。

排出枠は会計上の資産・事業投資に該当

「排出量取引制度(GX-ETS)」では、国から排出枠が無償で割り当てられ、対象事業者には排出実績量と同量の排出枠を一定の期限までに保有する義務が生じる。排出枠が足りない場合は市場等を通じて不足分を調達し、保有義務が履行できなければ不足分に応じた負担金の支払いが生じる。排出枠が超過する場合は市場等で売却するか翌年度に繰り越すことができる...