Q&Aコーナー 気になる論点(409) IFRSとコネクティビティ(1)-財務諸表における不確実性に関する開示-
早稲田大学 大学院会計研究科 教授 秋葉 賢一
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Q 国際会計基準審議会(IASB)は、2025年11月28日に、「財務諸表における不確実性に関する開示‐IFRS第7号、IFRS第18号、IAS第1号、IAS第8号、IAS第36号及びIAS第37号の設例に対する修正‐」(追加設例)を公表しました。この追加設例は、2024年7月公表の公開草案とは異なり、財務諸表の情報とサステナビリティ関連財務開示の情報との間のコネクティビティに対応するものではないのでしょうか。 |
A
追加設例では、コネクティビティに関する記載はありません。もっとも、IASBは、コネクティビティについて、今後、書面による教育資料を追加設例とは別個に開発・公表したり、第4次アジェンダ協議に関連して、つながりのある財務報告を促進するための追加的な作業について議論したりする見込みです。
〈解説〉
追加説例(1)-公表の経緯
IASBが2022年7月に公表した「第3次アジェンダ協議 フィードバック・ステートメント」では、財務諸表における気候関連リスクの影響の開示が不十分である、又は、財務諸表外の情報と不整合(inconsistent)に見える場合があるといった関係者の懸念が示されていました...
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