司法書士　福田 修平

ある不動産が、誰の所有物か、どのような状況になっているか、それらを調査する機会は経済取引に限らず様々な場面で遭遇することになります。

その際、必ずチェックするのが「不動産登記簿（登記事項証明書）」です。これは、登記に携わる司法書士に限ったことではなく、税理士や弁護士といった士業はもちろん、法人においても、他社の動向を推察する上で必要となるケースが生じます。さらに個人においても、自宅を購入又は売却する際に必要とされるわけですから、万人に影響のある重要な項目といえるでしょう。

そこで本稿では、この不動産登記簿の基本的な読み方について、図表を入れながら、わかりやすく解説していきます。

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