「ブックビルディング方式」

※ 本コンテンツは刊行日時点の情報に基づくものです

D-column3-6-12

有価証券の発行又は売付けに当たり、その取得勧誘又は売付け勧誘等の時に発行価格等の仮条件を投資者に提示し、当該有価証券についての投資者の需要状況等を把握した上で発行価格等を決定する方法である。

一般に、有価証券届出書(発行価格等の発行条件は「未定」である)の提出後、発行会社による複数の機関投資家に対する自社の内容説明(一般に「ロードショー」と称されている)の後、主幹事証券会社がこれらの機関投資家に対して当該発行会社の妥当な発行価格・発行数、当該有価証券の購入意向等のヒアリング(一般に「プレ・マーケティング」と称されている)を行った上で、これらの事項のほか市場環境等を総合的に勘案して、主幹事証券会社と発行会社が協議し発行価格等の仮条件を決定する(これまでの間は「ブックビルディング」と称されている)。仮条件は、例えば、「○○○円~●●●円」、「○%~●%」というような一定のレンジによって示される。.........

(全文 文字数:498文字)

    この続きは「要説 金融商品取引法開示制度」に収録されています。
    全文をご覧になりたい方は、下記ボタンからご購入をお願いいたします。
    「要説 金融商品取引法開示制度」では、金融商品取引法関連の様々な事例もご覧いただけます。
  • 「要説 金融商品取引法開示制度」のご購入はこちら