株式の譲渡に係る譲渡所得の取得費(2-1-5(4))

※ 本コンテンツは刊行日時点の情報に基づくものです

<問>

株式の取得費と概算取得費(5%)との関係についての質問です。個人が同一年中に同一銘柄の株式を2回以上に渡って譲渡しているケース(取得はなし)ですが,実際の取得費と概算取得費(譲渡価額×5%)と比較した場合に,譲渡価額が変動するため,譲渡日によって有利になる取得費が異なります。

この場合には譲渡日ごとに有利な取得費を選択できるのか否かについて次の事例に基づいてご教示ください。

(事例)実際の取得単価 @300円

------表は抜粋------

(取得費の計算)

------表は抜粋------

取得費 300×10株+500×10株=8,000円?

→この場合,譲渡日ごとに取得費の有利な方で計算した8,000円を取得費とすることができますか。

又は,実際単価6,000円(300×20株)と概算単価550円(譲渡単価計11,000×5%)と比較して有利な6,000円を適用する必要がありますか。

(全文 文字数:893文字)

有価証券を譲渡した場合の譲渡所得の金額の計算上控除する取得費………

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