1 前払費用との違い
※ 本コンテンツは刊行日時点の情報に基づくものです
繰延資産に類似する科目に前払費用があります。繰延資産は支出の効果に着目して繰り延べる費用ですが、前払費用は一定の契約によって継続的に役務の提供を受ける場合、まだ提供を受けていない次期以降の役務に対して支払われた費用であり、発生主義の観点から次期以降に繰り延べるものです。これに該当するものとしては前払家賃、未経過保険料、前払利息等があります。これらの前払費用は、時の経過とともに前払費用から翌期の費用に振り替えられ、仮に契約期間中に解約があった場合は、未提供の役務に対応する額は原則として返還を受けることができる性質のものです。
前払費用のうち、事業年度末日から1年以内に費用化されるものは流動資産に属し、1年を超えて費用化されるものは長期前払費用として固定資産に計上します。………
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