ミニファイル 財務へのインパクト開示
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IFRSサステナビリティ開示基準S1「サステナビリティ関連財務情報の開示に関する全般的要求事項」の公開草案42項では、サステナビリティに関連するリスクと機会が、どのように財務諸表と繋がっているか評価可能にする情報の提供を求めている。今後、非財務情報を開示するだけでなく、財務情報とのつながり(コネクティビティ)も開示が求められる可能性がある。すでに有価証券報告書の「事業の状況」などで非財務が財務に与える影響(インパクト)を定量的に説明し開示する事例が出ている。
例えば、ニッタ(東プ、EY新日本)は2022年3月期有報の「事業の状況」において、気候変動が及ぼすリスクと機会について検討を実施。4℃と1...
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