日本ガバナンス研究学会 新会長に久保利英明氏が就任

第15回年次大会を開催、内部統制報告制度を総括
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久保利新会長(左)と橋本前会長(右)

日本ガバナンス研究学会(旧・日本内部統制研究学会)は11月5日、第15回年次大会を開催した。学会の名称変更後、初めての年次大会となる。統一論題は、「内部統制報告制度を総括する―その本質と規制の意義―」。座長の紺野卓氏(日本大学)の進行のもと、小倉親子氏(公認会計士)、高橋均氏(獨協大学)、山口利昭氏(弁護士)が報告を行った。

特別講演には、金融庁の井上俊剛企画市場局審議官が登壇。「内部統制報告制度等の課題と展望」と題し、内部統制基準等の見直しに向けて、現在、企業会計審議会・内部統制部会で議論されている主な論点等を紹介した。

また、同日昼に会員総会・理事会を開催。橋本尚会長が退任し、第6期の会長に弁護士の久保利英明氏が就任した( 10頁 に久保利新会長の就任インタビューを掲載)。