証券監視委 新委員長に中原亮一氏が就任
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証券取引等監視委員会(証券監視委)の新委員長に12月13日付で、中原亮一氏が就任した。同日に行った記者会見では、「重責ではあるが力を尽くして誠実に務めてまいりたい」と抱負を述べた。
証券監視委の使命は、的確・適切な市場監視による「市場の公正性・透明性の確保と投資者保護」だとし、「市場監視の専門機関として使命を果たしていくことが非常に大切だ」と語った。
また、資本市場の変化や新たな事象に的確に対応して市場監視を行っていく力を持つことが重要だとした上で、「必要な調査、検査能力の向上、関係機関との一層の連携強化などに向けた創意、工夫を進めていく」とした。
なお、12日付で退任した長谷川充弘前委員長は、2期6年にわたり委員長を務めた。
中原亮一(なかはら・りょういち)氏 1982年3月慶應義塾大学法学部卒業。東京地方検察庁刑事部長、東京地方検察庁特別捜査部長、最高検察庁公判部長、最高検察庁公安部長、広島高等検察庁検事長、福岡高等検察庁検事長などを歴任。2022年12月証券取引等監視委員会委員長就任。 |
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