週間「適時開示」ニュース(1/16~1/22)
( 37頁)
2社が過年度有報等を訂正(1月17日など)
ダイオーズ(三優)は1月19日、2018年3月期以降の過年度有価証券報告書等の訂正を公表した。監査法人からの指摘により、在米連結子会社において固定資産管理システムと会計システムの間に固定資産残高の差異があることが判明。取得価額や減損評価結果などに疑義が生じていた。社内調査の結果、固定資産残高の突合作業が行われていないことや、システムの仕様で過去データを参照できないにもかかわらずバックアップを保存していなかったこと、資産の適切な台数管理が一部行われていなかったことなどが発覚した。監査法人との協議の結果、追加的な手続として有形固定資産実査を行ったが、登録されている情報の精度が低かったこと等により、減損判定するうえであるべき支店別の残高を特定できなかった。そのため、購入、移設の記録を基に理論値による有形固定資産残高を算出し、修正を行った。訂正後は、限定付適正意見が付された監査報告書などを受領した。また、株式の併合を行い、同月20日で上場廃止となった。
ルーデン・ホールディングス(東グ、霞友)も1月17日、2019年12月期以降の過年度有報等の訂正を公表...
- 経営財務データベースで続きを読む
-
無料 2週間のお試しはこちら
すぐに使えるIDをメールでお送りします