日本ガバナンス研究学会 学会名称変更記念公開シンポジウムを開催

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日本ガバナンス研究学会(旧日本内部統制研究学会)は2月25日、学会名称変更記念公開シンポジウム「強靭な組織運営に求められる健全なガバナンスとは?」を開催した。名称変更は昨年7月に実施されたもので「営利組織における有効な内部統制の整備・運用の知見を活用し、より広く、公益法人、学校法人、医療法人をはじめとする非営利組織のガバナンスに関しての研究を深める」狙いがある。

シンポジウムの構成は次の通り(敬称略)。

第一部 特別講演

「今、問われる 組織ガバナンスの要諦」

〇久保利英明(日本ガバナンス研究学会会長)

第二部 パネル討論会

「非営利組織のガバナンスを考える!」

<パネリスト>

〇増田宏一(日本公認会計士協会・相談役)

〇梶川融(太陽有限責任監査法人・会長)

〇宮内義彦(オリックス・シニアチェアマン)

〇長隆(監査法人長隆事務所・代表社員包括パートナー)

〇紺野卓(日本大学・教授)

<コーディネータ>

〇八田進二(青山学院大学名誉教授・大原大学院大学教授)

第一部では、昨年11月に第6代の会長に就任した久保利氏(写真左下)が、強靭な組織構築のためのガバナンスなどについて持論を展開。コーポレートガバナンスだけではなく...