週間「適時開示」ニュース(3/13~3/19)

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鎌倉新書で監査人の異動(3月16日)

鎌倉新書(東プ)は3月16日、EY新日本有限責任監査法人の退任となぎさ監査法人の就任を公表した。監査継続年数が長期にわたっていること(約10年)等を契機に、複数の監査法人を比較し検討。監査報酬などを総合的に勘案し、なぎさ監査法人が適任と判断した。

ライフネット生命保険がIFRSを任意適用(3月15日)

ライフネット生命保険(東グ、あずさ)は3月15日、2024年3月期第1四半期から国際財務報告基準(IFRS)を任意適用する旨を公表した。保険業に係る日本基準は、保険業法に定める会計処理に基づいており、新契約の獲得に係る費用は初年度に集中して計上する一方で、保険料収入は保険期間を通じて長期にわたり計上するため、収益と費用の発生時期が異なる。契約が十分な規模に達しておらず、新契約業績が成長している同社では、会計上の損益にマイナスの影響が発生。期間損益や中長期的な収益性の実態を適切に表示できていないことを課題と認識していた。そのため、新契約獲得に係る費用の一部を保険期間にわたって繰り延べることが可能となるなど、実態を適切に表示できるIFRSを任意適用する。

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