東証 来年11月5日から取引時間を30分延伸
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東京証券取引所が2024年11月5日から現物市場の取引時間を延伸する。4月21日に発表した。取引時間の延伸は、2020年10月に発生した株式売買システム障害を契機に検討を開始したもので、2021年10月に公表した「現物市場の機能強化に向けたアクション・プログラム」で現物市場における取引時間を30分延伸することを決定していた。
具体的には、現物市場の取引終了時刻を、現行の15時から15時30分に延伸する。変更は午後の取引時間(後場)のみであり、午前中の取引時間に変更はない。
ToSTNeT取引(時間外取引)も終了時間を30分延伸する。例えば、ToSTNeT-1に該当する単一銘柄取引やバスケット取引については、終了時刻を17時30分から18時に延伸する。
なお、札幌証券取引所、名古屋証券取引所、福岡証券取引所は、既に現物市場の取引終了時刻が15時30分であるため、変更はない。
東証では、取引時間の延伸について、近く、制度要綱を公表する予定だ。
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