金融庁 半期報告書でのタグ付け方法示す

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金融庁は3月28日、2023年改正金融商品取引法による四半期報告書制度の廃止に関連した改正内容について、具体的なタグ付け方法を公表した(EDINET提出サイト「よくある質問」7のQ28~Q30)。2024年版EDINETタクソノミを改正後の半期報告書に対応させるためのもの。

上場会社等が提出する新たな半期報告書については、基本的に第2四半期報告書と同様のタグ付けを求める。具体的には、「第四号の三(四半期報告書)」様式を使用し、包括タグと詳細タグについても、その要素をそのまま使用する。

また、開示府令改正により、「経理の状況」に第一種中間(連結)財務諸表もしくは第二種中間(連結)財務諸表の別を記載することになるが、どちらを作成したかによって使用するタグが異なる。特定事業会社(銀行など)を除いた上場会社等は基本的に第一種中間(連結)財務諸表を作成するため、タグを間違えないよう留意したい。