週間「適時開示」ニュース(5/6~5/12)
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5社が2024年3月期決算発表を延期(5月8日など)
博報堂DYホールディングス(東プ、あずさ)は5月8日、2024年3月期の決算発表延期を公表した。連結子会社が2023年3月に過大請求事案を公表しており、調査委員会から最終調査報告を受けたが、影響を反映した決算数値の確定に一定の時間を要するとして、決算発表を延期する。
電業社機械製作所(東ス、EY新日本)は、印章の不正利用の疑義や、範囲外工事の原価の一部について特段の根拠なく追加計上時期を遅らせた疑義などがあり、4月30日に特別調査委員会から調査報告書を受領。2024年3月期決算関連手続に遅延が生じ、決算発表を延期した。
千代田化工建設(東ス、トーマツ)、サンテック(東ス、RSM清和)、クロスキャット(東プ、トーマツ)も決算発表を延期した。
4社で監査人の交代(5月10日)
4社が監査人の交代について公表した。
川西倉庫(東ス)では、神陽監査法人が退任し、ネクサス監査法人が就任する。神陽から、日本公認会計士協会の倫理規則改正により報酬依存度に係る規定が強化されたことを受け、「法人として将来的な当該規定のクリアが困難であることから、任期満了をもって...
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