ハーフタイム 外貨建て法定開示の行方
( 17頁)
IFRS任意適用会社が公表している米ドル建て決算書が注目されている。現在唯一の事例である三井海洋開発㈱は、既に21年12月期末からIFRS任意適用に合わせ米ドル建て決算書を公表している。同社の事例をみてみよう。23年12月期有価証券報告書では、全体を通じて米ドル建て表示であるが、単体決算情報、配当金や給与・報酬にかかる部分は円建て表示である。また、表紙に近い連結経営指標等のみ円建て表示が併記されている。同会計期間の計算書類では、連結計算書類は米ドル建て表示、計算書類(個別注記表等)は円建て表示である。決算短信(添付資料を除く)では、配当の状況以外は米ドル建て表示であり、参考として円建て表示を併...
- 経営財務データベースで続きを読む
-
無料 2週間のお試しはこちら
すぐに使えるIDをメールでお送りします