SSBJ 独自の選択肢は基準確定の数年後に修正を検討

ISSB基準との整合性を図る方針を確認
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サステナビリティ基準委員会(SSBJ、川西安喜委員長)は8月21日、第37回委員会を開催した。1回目の公開草案へのコメント( No.3666・2頁 )対応となった同日の審議では、基準開発の基本方針について議論。国際的な整合性を図る場合、ISSB基準との整合性を図ることを基礎とする方針を再確認した。SSBJ基準独自の選択肢を追加したものは、確定基準公表の数年後に修正を検討することも明らかにした。今後は、個別論点についてのコメント対応も進め、25年3月末までに基準を確定させる方向だ。

ISSBとの整合性を重視する方針に変更なし

議論となった「開発にあたっての基本的な方針」は、公開草案の質問1でコメントを募...