ASBJ バーチャルPPAの会計処理に関する検討を開始
実務対応専門委員会で議論
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企業会計基準委員会(ASBJ)は9月4日、第161回実務対応専門委員会を開催した。今回から、電力購入契約の一種であるバーチャルPPA(Power Purchase Agreement)の会計処理を検討する。一般的な取引形態で用いられる差金決済の基礎となる発電量の条件や、需要家が取得する非化石証書の性質等に基づき、会計処理単位や時価評価の要否等、優先度の高い範囲に限定して会計上の取扱いを検討していく方針だ。 |
会計処理単位や時価評価要否に限定して検討
バーチャルPPAに基づく環境価値取引は、発電時にCO2を排出しない電気が持つ環境価値のみが証書化された非化石証書を、実際の電力供給契約とは別に取引できる...
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