ISSB サステナ関連リスクとリスク軽減活動の関係を整理

TIGの第3回会合を開催
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国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)は9月19日、IFRS-S1号とS2号に関する適用上の疑問を議論する移行支援グループ(Transition Implementation Group:TIG)の第3回会合を開催した。「サステナビリティ関連リスクの識別において、リスク軽減活動を考慮すべきか」との質問に対して、例を挙げた上で「状況による」と整理した。

企業のサステナ責任者などが経験を共有

TIGは、IFRS-S1号とS2号の適用に関して関係者から寄せられた質問内容を議論する会議体。9月の会合では、以下の質問を議論した。

①サステナビリティ関連リスクの識別と、リスク軽減活動の考慮

②報告企業の一部に...