リースを含むかどうかの判断の流れを確認
「特定された資産」と「使用を支配する権利の移転」が要点
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新リース会計基準では、リースを「原資産を使用する権利を一定期間にわたり対価と交換に移転する契約または契約の一部分」と定義している。企業は契約時点で、その契約がリースを含むか否かを判断するとされている。判断にあたって、重要となる「特定された資産」と「資産の使用を支配する権利の移転」の2要件について確認する。 |
リースの識別の概要
リースとは、原資産を使用する権利を一定期間にわたり対価と交換に移転する契約または契約の一部分であり( 新リース会計基準6項 )、企業は契約時点で、その契約がリースを含むか否かを判断する。
契約が「特定された資産」の「使用を支配する権利」を一定期間にわたり対価と交換に移転する場合、そ...
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