SSBJ 指標の報告のための算定期間に関する再提案を公表

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サステナビリティ基準委員会(SSBJ、川西安喜委員長)は11月29日、「指標の報告のための算定期間に関する再提案」(再公開草案)を公表した。温対法の温室効果ガス(GHG)排出量を用いる場合でもその算定期間とサステナビリティ開示の報告期間を一致させることを提案するもの。意見募集は1月10日まで。確定基準の公表は25年3月末までを目指す。

再公開草案では、主に次の3つの変更が提案されている。

①法令が要求する算定方法を用いた場合に算定期間と報告期間に差異があることを認める定め(適用基準案71項)を削除。

②温対法を用いて開示する場合に当局に報告した直近の排出量の開示を求める定め(気候基準案53・54項)...