IFRIC 気候関連に関する研究・開発活動は現行基準通りに処理
IAS第38号に関する暫定的なアジェンダ決定
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IFRS財団のIFRS解釈指針委員会(IFRIC)は11月の会議で、IAS第38号「無形資産」における「気候関連支出から生じる無形資産の認識」について、基準改訂はしないとの暫定的なアジェンダ決定をした。実務のバラつきはなく、広範な影響がないとの結論によるものだ。意見募集は2月3日まで。 |
気候関連の研究・開発活動に焦点
IFRICは、4月にIAS第37号「引当金、偶発負債および偶発資産」と気候関連コミットメントの関係について、基準改訂はしないとのアジェンダ決定をした(No.3662・9頁)。これは、「ネットゼロ宣言時点で引当金を認識するのか否か」について、宣言時点ではなく相殺対象となる温室効果ガス(...
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