東京証券取引所は１月22日、「IPO実務連携会議」の第１回会合を開催した。IPO実務連携会議は、IPO実務を巡る課題について、証券会社・監査法人等の関係者と定期的に意見交換を行う場として設置したもの。メンバーは、大手監査法人のIPO関連部署や、証券会社の公開引受部などに所属する11名。議論した内容はQ＆A形式に取りまとめて公表する予定で、「IPO準備をスムーズに進めるために心掛けること」や、「IPO準備が失敗する要因」等の項目を想定している。

監査法人や証券会社所属の11人がメンバー

昨今のIPOに係る状況に関しては、「本来は企業成長の１つの手段であるIPOに関して、IPOを行うことが目的化してい...