東証グロース市場、成長促進へ基準見直し
時価総額100億円を新たなラインに
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東京証券取引所は4月2日、グロース市場の上場維持基準の大幅な見直し案を公表した。現在の基準では、上場10年経過後に時価総額40億円以上を維持する必要があるが、2030年以降は「上場5年後に時価総額100億円以上」とする案が示された。
4月22日の「市場区分の見直しに関するフォローアップ会議」でさらに議論する予定だ。 |
適用は2030年を予定
東証では、グロース市場から、未来の日本経済を牽引するスタートアップを輩出するため、上場企業が「高い成長」を遂げることを促進する包括的な取組みを検討している。
施策は以下の通り、大きく3つに分かれる。
①上場後の高い成長を見据えたIPOの推進(上場準備企業向け)
②「高い...
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