ISSB 「必要性」と「実現可能性」の2軸で検討か
BEESと人的資本の第1段階調査を完了
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国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)は現在、「気候変動」の次のアジェンダ候補を「生物多様性、生態系および生態系サービス」(BEES)と「人的資本」とし、基準開発に向けた調査を進めている。第1段階の調査が完了し、4月9日開催のボード会議で事務局が結果を共有。両テーマともに投資家の関心は高いものの、BEESについては「気候変動に比べて複雑で、投資判断への利用も初期段階」、人的資本については「企業の見通しへの影響が、ビジネスモデルや規制によって異なる」などの課題が浮き彫りになった。 |
BEESのリスク評価手法確立は道半ば
ISSBは2024年7月に、BEESと人的資本に関する調査に着手。これまで、調...
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