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Worldwide Tax Summary 第1の柱の適用範囲に関する国内法のモデルルール案のパブリックコンサルテーションを開始(OECD)

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PwC税理士法人編
PwC税理士法人顧問
岡田 至康 監修

2022年4月4日、OECDは、第1の柱の利益Aの適用範囲に関する国内法のモデルルール案を公表した(2022年4月20日までコメント募集)。これは、第1の柱(利益A)に関する一連のコンサルテーションの第3回である(第1回はレベニューソーシングとネクサス、第2回は課税ベースの算定、(いずれも、本誌4月号参照))。本適用範囲に関するルールでは、グループが、利益Aの適用範囲となる場合についての判定がなされる(採掘業・規制対象金融サービスの適用範囲除外、および開示セグメントに対する利益A適用のルールについては、後日公表)。なお、現時点で、包摂的枠組...