企業実務におけるAI活用術(上)~アンケート結果および分析・考察~
株式会社ポケモン 国際財務部 ディレクター 塩川 祥久
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著者プロフィール 移転価格分野を中心に、理論と実務の双方から長年にわたり企業活動を支えてきた国際税務専門家。HEC ParisにてMBAを取得後、2004年からBig4系ファームにて、多国籍企業の移転価格ポリシー設計、文書化、APA/MAP対応、税務調査対応など国際課税に関するアドバイザリー業務に従事。2018年に株式会社iTPS設立、2019年より現職。現場での実務・助言等に携わる一方、経営管理実務へのAI活用や法制度に関する研究に従事。財務分析や経済分析からの理論構築を基礎とした交渉や無形資産取引への対応に強みがある。博士(経営法)。 |
1 エグゼクティブサマリー
1.はじめに
2022年11月のChatGPT公開以降、生成AIは急速に社会に浸透し、ビジネスの様々な領域で活用が進んでいます。特に経理・税務分野には、文書作成、データ分析、法令解釈など、全般的にAIとの親和性が高くなってきた業務も多く含まれており、生成AI活用による業務効率化への期待が高まっています。
こうした環境の下、高度な業務処理をサポートするための様々なツールへのニーズが強まりを見せていましたが、ここ1~2年ほどで急速に実用...




