図解で整理!税効果会計の基礎と考え方 第2回 繰延税金資産や繰延税金負債の計算方法と仕訳

 公認会計士 内田 正剛

はじめに

「一時差異はどこにある?」「繰延税金資産や繰延税金負債の計算はどうする?」税効果会計の簡単な仕組みが理解できたら、次は一時差異の探し方や繰延税金資産・負債の計算方法が気になるのではないでしょうか。繰延税金資産・負債の仕訳は2パターンだけなので、計算方法と一緒に押さえましょう。当連載の第2回は、繰延税金資産・負債の計算方法や仕訳を、一時差異の探し方や回収可能性の関係とともに図解でわかりやすく解説します。

なお、週刊経営財務の誌面版では「事例でわかる 実務で使える 税効果会計」と題して、注記事例の分析や実務で使える情報をメインに解説しています。こちらも併せてお読みください。

〈掲載予定〉

回数 テーマ 掲載号
税効果会計って何? 3563
繰延税金資産・負債の計算方法と仕訳 3566
繰越欠損金と繰延税金資産 3569
繰延税金資産の回収可能性の判定手順 3572
フローチャートで解説!会社分類の判定の流れ 3575
回収可能性検討表の作り方 3578
その他有価証券の含み損益の税効果会計 3581
連結の税効果会計 3584
税効果会計の注記 3587
10 トピック別のまとめと周辺論点 3589

※掲載内容や予定...