ミニファイル 決算短信と定性情報のHTML化
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来年4月から四半期開示(1Q・3Q)が決算短信に一本化されるとともに、データの配信形式も変わる( No.3632・2頁 )。このうち情報利用者へのメリットが期待されるのが定性情報のHTML化だ。
現行の決算短信では、経営成績等の概況や注記事項といった定性情報はPDF形式で提出されている。しかし、PDFには、機械等でテキストを抽出する場合に1つの文章の区切りを判別しにくくテキスト分析や海外投資家等の機械翻訳に向かない、表形式のデータを読み込めない等の課題がある。また、財務諸表など一部の項目で提出が要請されているXBRLにも、タグ付けが正しく行われているかの確認作業の負荷が重い等の課題がある。
そこで白羽...
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