EFRAGなど ESRSの日本企業への影響などを説明
合同でセミナーを開催
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EFRAG(旧欧州財務報告諮問グループ)、日本公認会計士協会(JICPA、茂木哲也会長)、サステナビリティ基準委員会(SSBJ、川西安喜委員長)/財務会計基準機構(FASF、佐藤雅之理事長)は3月1日、合同でオンラインセミナー「欧州サステナビリティ報告基準(ESRS)の現状と今後の展望」を開催した。サステナビリティ報告の実務担当者を対象に、ESRSの内容や日本企業への影響などを説明するもので、EFRAGサステナビリティ報告審議会(SRB)議長のパトリック・ド・カンブール氏などが登壇した。 |
SSBJ基準との相互運用性を説明
セミナーの冒頭、JICPAの茂木会長が挨拶。基準間の相互運用性について、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)をはじめとした基準設定主体が相互に連携し、協議を進めていることに触れながら「欧州と日本の関係者との対話が重要」と同セミナーの意義を述べた。
SSBJの川西委員長は「日本企業とESRS」のテーマで講演。日本企業への影響について、欧州域外の欧州上場企業で大規模企業に該当し、従業員500名超の企業は2024年1月1日以降、欧州域外の一定の条件(欧州域内における連結売上...
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